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ホワイトアウトクリスマス

日本のみなさま、世界中を旅行中のみなさま、
明けましておめでとうございます。

世界を回りながら過ごした2010年。
あまりに多くのことがあり過ぎて、刺激的でした。

振り返れば、思い出される世界での日々・・・
いやまだ振り返るには早い。
旅が終わってから振り返ればいい。
今年もただ前を見て、駆け抜けるのみ!

ですよね。

ブログはまだラパスから進んでないので、
新年一発目はいきなり壮絶なワイナポトシの記事から。


12月24日

ラ・パスから標高4000mのエル・アルトへ。
9時半の出発だったが、まさか当日に買出しをするとは。

メンバー5人に対してガイド3人、合計8人のパーティー。
エル・アルトからはワイナポトシへ向かって未舗装路を1時間以上。
先に見える山々は雲に覆われて、天気が不安だ。

lapaz30.jpg

ベースキャンプ、標高4700m。
山小屋が一軒あるのみ。
ランチして出発の準備。

シュラフ、ピッケル、プラブーツ、クランポン、ハーネスは各自で。
水やジャケットと合わせて、ザックの重量は15キロ以上はありそう。
重いけど、みんな大丈夫か。

初日はハイキャンプまでの標高差450m、2~3時間の行程。
それほど大変じゃないはず。
が、さすがは標高4700m、スタートから息が切れる。

lapaz31.jpg

1時間ほど登ったところでまさかのチェックポイント。
入山料Bs.10を今さらのように払う。
おばちゃんがしょぼい小屋で徴収していた。

lapaz32.jpg

この時点で雨が強くなりレインコートを着る。
レンタルのアウターは防水がいまいち。

lapaz33.jpg

ハイキャンプまでの残り1時間は風雨とたたかいながらの登り。
標高が5000mを越える頃には雨は止み、
雲が晴れ、周囲の雄大な景色がこのとおり。

lapaz34.jpg

ハイキャンプまで2時間半、
15時頃に、みんな無事に到着。

lapaz35.jpg

lapaz36.jpg

lapaz37.jpg

lapaz38.jpg

lapaz39.jpg

おやつを食べて、のんびり高高度を楽しんで、17時に夕食。
18時過ぎには就寝。明日のアタックに備える。

ガイド3人、ただの道案内でしかなく、諸々の説明もなく、ガイドとしては三流。
ボリビアの一般的ガイドはこのレベルなのか。
個人的には道案内さえしてもらえれば問題ないが、
ガイドを名乗るならそれなりの仕事をしてもらいたいところ。

山小屋にはウチらを含めて6人のみ。
クリスマスに登山する人は少ないらしい。
だからこそ、印象に残るクリスマスになる、はず。

12月25日

23時半起床。ってまだ日付変わってないんですが。
サンタさんがプレゼントの配達に忙しい頃、ウチらは出発の準備で忙しい。

が、ぐっすりと眠れて起きた瞬間から体調は万全。
キリマンジャロのときとは違って、心身ともにすっきり。
この時点で、もらった、と思った。

まだ真っ暗な中で起きてすぐにハーネスやらブーツやら付けさせようとする。
だから三流なんだってば。
朝食とって、それから食休みも兼ねて準備、でしょうが。
トイレに行く前にハーネス付けさせるなっての。

で、朝から揉めつつ、0時45分、スタート。
うっすらと雲が張っているようだが、月が見えるくらい。
風も無く、アタックにはちょうどいい天気のクリスマスだ。

山小屋から100mくらいですぐにクランポン装着。
ガリガリの雪山登山で標高差900mを登らなければならない。

ガイド1人に対して2人、ザイルで3人繋いでのアタック。
マッキー&ヒロさん、スギさん、ウチらの3パーティーでスタート。
ウチらは最後尾を行く。

登り出して雪山の歩き方に慣れるか慣れないかって頃に
早々に雪がぱらつきはじめる。
先行するみんなのライトが見えなくなり、あっという間に雪。
月明かりなんてどこへやら。
自分のライトだけが頼り。

5300、5500、5700といくら上がっても多少の息切れ以外は問題無し。
体調面では文句なしの出来だった。
久々の雪山で、思い出すこと、初めて知ること、高高度で可能なかぎりの技術と知識を吸収。
まだまだ成長する余地があるってのはある意味うれしい話だ。

キリマンジャロのリベンジをかけるかずえ。
高高度が苦手ながらも高山病の症状もなく、
呼吸が苦しいってだけで何とか牛歩で登ってきた。

lapaz40.jpg

雪が弱くなってきた5850mを超えたあたり。
頂上にライト一つ。誰か登頂したらしい。

ウチらも後を追う。
が、天候悪化。
明るくなり始めた6時過ぎ、吹雪。

ワイナポトシ、標高5900m地点、クレバスを前に撤退を決める。
時間的にはまだ行けたかもしれないが、諸々の状況を考慮。
この高さにいて体調は問題なし。
完璧に高度順応しきっていたし、間違いなく冷静な判断だったとしておこう。

lapaz42.jpg

結果的にこれは好判断。
この後、完全にホワイトアウトになり、下山はルートがわからなくなるような状況。
ホワイトクリスマスならぬ、ホワイトアウトクリスマス。
日が出たはずなのに吹雪で全ての景色が白一色。
ハイキャンプまでかなり苦戦して下りて来た。

lapaz43.jpg

登れるか登れないかわからないくらい追い詰められたキリマンジャロ。
何としても登頂してやろう、と思った。

けど、今回は、間違いなく行ける、との手応え。
わかりきったゴールのために無理することはない。
たとえそれが傲慢な考え方だとしても。

lapaz44.jpg

6000m峰の登頂は魅力だが、別にそれはただの通過点。
そう捉えて今回は見送ってやろう、くらいのもの。
いずれにしても標高5900m地点は二人にとって今までの最高到達地点。
中途半端だけど、いいんじゃない?

lapaz45.jpg

吹雪で心配だったが、5人全員、無事ハイキャンプに帰還。
ヒロさん&マッキーが登頂、おめでとう!
スギさんが頂上直下30mまで迫ったって。
別グループの欧米人も登頂。
今日は6人アタックして3人がピークへたどり着いた。
登頂率50%。この天候にしてはいい方だと思う。

lapaz46.jpg

結局ハイキャンプからベースキャンプまでの下山も全て雪。
5000m以下では止んだものの、積もった雪で歩くのも大変だった。

今までのクリスマスで間違いなく一番ハードなクリスマスになったことだけは間違いない。
この思い出が何よりのクリスマスプレゼントか。

lapaz47.jpg

ワイナポトシ登山隊、チームJAPAN。

さて、ラパスに戻ると街は平和なクリスマス。
宿の日本人9人でレストランへ。
クリスマス、というよりは、登山からの無事生還を祝してのディナー。

lapaz48.jpg

リャマ肉がうまかった。

そんなボリビアで、メリークリスマス!


と、遅れ気味なブログですが、

7,8人の日本人と、世界各国からの旅行者とともに、
ペルーのクスコで激しく年を越しました。
明日マチュピチュへ行き、その後、リマからガラパゴスへ。

2011年も世界一周二人合宿、よろしくお願い致します。
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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

コメント

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お会いできて良かったです!

クスコで年末年始ご一緒したあびこです!

帰られる直前にお会いできて良かったです。

ブログ見て、お二人がこんな過酷な登山を終えたばかりだったとは、驚きました!

残り少しだと思いますが、お気をつけて☆

>aviさん

マチュピチュから帰ってきました。
お二人と同じく、クスコのマックでネットやってます。

先日はこちらこそありがとうございました。
まだまだ旅は始まったばかり、
全力で楽しんで下さいね。

よい旅を!
プロフィール

うっちゃん

Author:うっちゃん
1979年1月生まれ
Partner:かずえ
1981年2月生まれ

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